EMC、安全規格、エネルギー効率等の情報


工業環境のエミッション規格(IEC 61000-6-4_2018)発行!

国際EMC・IEC/ISO規格 ] 2018/06/11(月)

2018年2月7日に、「工業環境のエミッション規格」であるIEC 61000-6-4の3版が発行されています。
この規格(IEC 61000-6-4)は、工業環境において、屋内および屋外で使用される電気・電子機器に適用される。
且つ、この規格は、製品規格または製品群規格の適用範囲に含まれない製品に適用する。
一方、住居、商業および軽工業環境で使用する電気・電子機器はIEC 61000-6-3を適用される。

この第3版は、旧版に対して下記の技術的変更がある。
 ・DCポートの要件
 ・FAR内での特定の放射限度値
 ・1GHz超の周波数での放射測定で、平均検出器が使用されるかの定義において: ピーク検出器を使用した結果は全て許容される
 ・異なる供試装置の試験配置の定義
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試験所認定規格:ISO/IEC 17025の改訂!

国際EMC・IEC/ISO規格 ] 2018/03/18(日)

EMC試験所等の試験所認定規格である「ISO / IEC 17025:2017」が発行されています。米国FCC規則でも、この版が採用されるようです。
 ・ISO / IEC 17025「試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項」
実際の要求事項のほとんどは現在の要件と大きく異ならないようですが、いくつかの条項とリスクベースの思考の導入があります。

*主な変更は以下のようです。
(1)構成変更
  ・用語と定義
  ・構造要件
  ・リソース要件(人的資源を含む)
  ・プロセス要件(運用機能を含む)
  ・管理システムの要件
  ・規範的付属書
(2)リスクベースの思考を適用(4.1項:公平性のリスク等)
 ・ISO / IEC 17025:2005よりも、プロセス、手続き、文書化された情報、および組織の責任の要件に柔軟になった。
 ・文書化された方針と手順の準備と実施に対する要求が少なくて済み、実装されたプロセスや努力の成果に焦点が当てられた。
 ・試験所の情報の機密性を確保するために、または試験所の能力、公平性または判断に悪影響を及ぼすような活動に役員等の関与を避けるための特定要件の実施方法を決定することができるようになった。
 ・この規格では、潜在的なリスクをどのように判定し分析するかについては記述されていない。一般的に使用されるリスク管理方法(3ステップ、FMEA等)が導入され、公平性に対する潜在的なリスクの分析に適用される。尚、リスク分析は、EMC試験所等が実施しなければならない新要求事項です。
 *:3ステップ:計測・制御・試験室用機器の安全規格(IEC61010-1)等に記載されている方法です。
(3)追加要件
 ・公平性(4.1節)
 ・外部提供の製品およびサービス(6.6節)
 ・結果の妥当性を保証(7.7節)
(4)項目
1 スコープ
2 参考文献1
3 用語と定義
4 一般要件
 4.1 公平性
 4.2 機密保持
5 構造要件
6 リソース要件
 6.1 一般
 6.2 人員
 6.3 施設と環境条件
 6.4 機器
 6.5 計量トレーサビリティ
 6.6 外部提供の製品およびサービス
7 プロセス要件
 7.1 要求、入札および契約の見直し
 7.2 方法の選択、検証、検証
  7.2.1 方法の選択と検証
  7.2.2 方法のバリデーション
 7.3 サンプリング
 7.4 試験項目または較正項目の取り扱い
 7.5 技術記録
 7.6 測定の不確さの評価
 7.7 結果の妥当性の確認
 7.8 結果の報告
  7.8.1 一般
  7.8.2 レポートの共通要件(テスト、校正又はサンプリング)
  7.8.3 テスト報告書のための特定の要件
  7.8.4 校正証明書の特定要件
  7.8.5 サンプリング報告の特定要件
  7.8.6 適合宣言の報告書
  7.8.7 意見と解釈の報告
  7.8.8 報告書の改訂
 7.9 苦情
 7.10 不適合な仕事
 7.11 データおよび情報管理の管理
8 マネジメントシステム要件
 8.1 オプション
  8.1.1 一般
  8.1.2 オプションA
  8.1.3 オプションB 
 8.2 管理システムの文書化(オプションA)
 8.3 管理システム文書の管理(オプションA)
 8.4 記録の管理(オプションA)
 8.5 リスクと機会に取り組むための行動(オプションA)
 8.6 改善(オプションA)
 8.7 是正措置(オプションA)
 8.8 内部監査(オプションA)
 8.9 マネジメントレビュー(オプションA)
附属書A(参考)計量トレーサビリティ
附属書B(参考)マネジメントシステムのオプション.
---------------------------------------------------------------------------------------------
*関連URL
 ・EMC認定試験所の公平性リスク分析!
以上
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産業用非破壊検査装置( 電子線形加速器)のIEC規格を発行!

国際EMC・IEC/ISO規格 ] 2017/09/15(金)

IEC 62976:2017 
 Industrial non-destructive testing equipment - Electron linear accelerator

 1.概要
 IEC 62976_2017は、非破壊試験(NDT)用電子線形加速器装置の規格です。

 ・技術要件(5)
 ・試験方法検査(6)
 ・検査規則(7)

 ・マーキング(8.1)、梱包(8.2)、輸送(8.3)、保管(8.4)、
 ・付属文書(8.5)

2.適用範囲
 ・X線エネルギー(1 MeVから15 MeV範囲)のNDT電子線加速器装置に適用
 ・リアルタイムイメージング、デジタル検出器アレイ、および産業用コンピュータ断層撮影法などの様々な分野で使用



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PLC 及び関連周辺機器の規格「要求事項及び試験」(IEC61131-2)が更新!

国際EMC・IEC/ISO規格 ] 2017/09/07(木)

産業プロセス測定および制御に使用する「PLC 及び関連周辺機器」の「要求事項及び試験」に関するIEC規格が更新されています。
 ・IEC 61131-2:2017  :工業プロセスの計測と制御 - プログラマブルコントローラ - 第2部:機器要件とテスト

1.主な変更
 重要な技術的変更が含まれています。
  a)安全要件を除去 :IEC 61010-2-201に移した。
  b)負論理デジタル入力および出力を追加。
  c)タイプ3-dデジタル入力を追加。
  d)EMCイミュニティ(2,7GHzから6GHz)要件を追加
  f)型式試験の明確化。
  g)非推奨:特定の技術
  h)複数の側面の一般的な更新:機能とEMC
  i)条項の再編成 : 要件と検証を密接に関連付け

2. 現在の整合規格
 ・現在はEN 61131-2:2007(IEC 61131-2:2007)
 ・EN 61131-2:2007がEMC(2014/30/EU),LVD( 2014/35/EU),RED( 2014/53/EU)の整合規格となっています。
 ・この旧3版(IEC 61131-2:2007)のJIS B3502:2011)規格は下のURLから閲覧できます。
 *関連URL
   ・JISC 日本工業標準調査会
 *関連記事
  ・「制御装置の安全要求」JIS規格(JIS C1010-2-201:2016)を発行!
  ・制御装置(PLC等)の安全規格「IEC61010-2-201:2013」発行!
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「装置の警告ラベル」:米国(ANSI)、国際(ISO)規格!

国際EMC・IEC/ISO規格 ] 2017/02/17(金)

機械、電気・電子機器等においては「製品の潜在的危険情報」を伝達しなければなりません。
従い、製造者は製品安全ラベルフォーマットを使用して警告が求められます。
1.米国(ANSI)、国際(ISO)規格対応の「装置表示の警告ラベル」
以下の規格では、さまざまな製品の使用、操作、保守または近接する人々に対して、潜在的な危険を認識させるための安全標識およびラベルの設計、適用、使用および配置について性能要求を規定しています。
 ・米国:ANSI Z535.4-2011(製品安全標識及びラベル)
 ・国際:ISO 3864-2:2016(安全色及び安全標識 ― 第2部 :製品安全ラベルのデザイン通則)-対応JISなし

2.ラベル例
 ISO 3864-2 ラベル
 ANSI Z435 ラベルー1
 高温Hot Serfece感電Electric Shock


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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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