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米国、子供製品の安全性規則(CPSIA)

玩具・おもちゃ ] 2016/01/02(土)

 子供製品を購入する場合は、すべての消費者の心理は安全性にあります。
パジャマやヘアアクセサリーのように、無害に表示されているものでも、時々、可燃性織物や有害な化学物質などの不測の危険の原因となることがあります。
2008年、米国政府は、子供の負傷や死亡の可能性を低減するために、衣類、靴、アクセサリーを含む、すべての子供製品について第三者試験、ラベリングと認証を必要とする総合安全規制(CPSIA)を制定しています。 
1.消費者製品安全性改善法(CPSIA:The Consumer Product Safety Improvement Act)
 制限物質、可燃性、機械的/物理的特性およびその他の安全関連の規制を範囲としています。
 この規制の遵守は義務であり、消費者製品安全委員会(CPSC)によって厳密に実施されます。
2.消費者製品安全委員会(CPSC)
 CPSCは、非適合の商品を思い出す罰金および/または製品の破壊だけでなく、民事および刑事罰をメーカーや輸入業者を罰するする権限を有しています。規制の遵守は、試験規格の多様性を満たす必要があります。この包括的な規制の導入は、過去5年間に製品リコールの減少をもたらしている。
3.制限物質
(1)CPSIAは、すべての子供たちの製品の鉛含有を制限している。鉛は神経系に有害であり、摂取または大量に晒されると、致命的なことになる。
(2)一部のフタル酸エステル類は、おもちゃや育児用品で制限されています。
(3)制限物質の値
 ①鉛
   ペイント中の鉛:    子供の製品の場合のみ---  90 ppm
   本体中の鉛: 子供製品の場合のみ  --- 100 ppm
 ②フタル酸エステル類
  DEHP、DBPまたはBBP :   12才までの全てのおもちゃ、及び全ての育児用品  --- ≦0.1%(フタル酸あたり)
  DINP、DIDPまたはDNOP : 口に触れるおもちゃ、と育児用品(12才まで)  ---  ≦0.1%(フタル酸あたり)
4.燃焼性
 アパレル、子供パジャマの燃焼性は、CPSCによって規制されている。
 米国で販売されるすべての衣服は、連邦規制16 CFR 1610に適合しなければならない。
 子供のパジャマは規制16 CFR 1615/1616を遵守しなければなりません。
5.小物部品、鋭いポイント、鋭いエッジ
 CPSIAは、窒息、皮膚の裂傷やパンクのリスクに起因になる小さな部品、鋭いポイント、鋭いエッジを子供のおもちゃ及び他の製品において規制している。
6.子供の製品証明書(CPC:CHILDREN’S PRODUCT CERTIFICATE)
 CPSIAは、メーカーや輸入業者は子供製品に関係する規格・規則等の子供製品証明書を要求している。
この証明書はCPSCによって認定された試験所によって試験された発行されたものでなけらばならない。CPCを保有していない場合はCPSIAの違反とみなされます。
7.追跡用ラベル
 
子供製品は、恒久的に製品および製品パッケージに追跡ラベルを添付することが要求されています。このラベルには、リコール等の際に製品を識別するための、スタイル、ロット、バッチ、日付及び製造場所に関する情報を記載がされていなければなりません。
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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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