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CISPR 35(マルチメディア機器イミュニティ規格)の要求仕様!

マルチメディア機器 ] 2016/03/26(土)

 CISPR24(IT機器)、CISPR20(AV機器)では「機器毎の評価」であったが、CISPR35(マルチメディア機器)では「機能の有無により試験項目を選択」し、評価しなければならない。
 既に韓国のKN35規格規制で採用されている。
1.筐体ポート
 CISPR35要求事項-筐体   
2.アナログ/ディジタルデータポート
 CISPR35要求事項-A&D   
3.DC電源ポート
 CISPR35要求事項-DC電源 
4.AC電源ポート
 CISPR35要求事項-AC電源
5.CISPR 35の性能判定基準: 附属書に記載
 ・主機能が以下に記載のAnnexの1つに該当する場合、その該当機能のAnnex(附属書)中の詳細な要求事項が優先される。
 ・主機能がどのAnnexにも該当しない場合は、一般性能判定基準を適用する。
(1)機能別判定基準
 Annex A: 放送受信機能
 Annex B: プリント機能
 Annex C: スキャン機能
 Annex D: ディスプレイおよびディスプレイ出力機能
 Annex E: 楽音生成機能
 Annex F: ネットワーク機能
 Annex G: 音声出力機能
 Annex H: 電話機能
(2)一般性能判定基準
・性能判定基準:A
 装置はオペレータの介入なしに、意図したとおりに動作を継続すること。装置の意図した使用において、造業者が定めた性能レベルを下回る性能劣化や機能喪失や動作状態の変化は許容されない。
・性能判定基準:B
 妨害試験中の性能の劣化は許容される。しかし、試験後に意図しない動作状態や保存データの変化が持続することは許されない。試験後、装置はオペレータの介入なしに、意図したとおりに動作を継続すること。
装置の意図した使用において、製造業者が定めた性能レベルを下回る性能劣化や機能喪失は許容されない。
・性能判定基準:C
 機能が自己回復するか、または使用者が製造業者の取扱説明書に従い制御することで回復するならば、機能の喪失は許容される。リブートや再スタートは許容される。
不揮発性メモリに保存、または電池によるバックアップ保護されている情報は、喪失しないこと。

*関連記事(リンク)
 ・韓国、IT機器&AV機器のEMC規格(KN32/KN35)について
 ・CISPR32(マルチメディア)EMC規格とCISPR22(IT),CISPR13(AV)との違いは?
 ・「マルチメディア機器」のEMC規格CISPR32:2012(EN55032)はどのようなEMC規格なのか。
 ・EN55022(IT機器)、EN5513(放送受信機および関連機器)は2017年3月5日に失効!
 ・マルチメディア機器のエミッション規格である「EN 55032:2012」が発効!
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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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