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EMC、安全規格、エネルギー効率等の情報


マルチメディア製品の新安全規格「IEC62368-1」はどの様な規格か

マルチメディア機器 ] 2015/11/19(木)

1.経過

AV技術、及び情報技術の融合である「マルチメディア製品」が増加し、2つの安全規格「EC60065(オーディオ、ビデオ製品、および類似の電子機器)とIEC60950-1(情報技術装置)」該当するケースが増えてきました。

そこで、IEC(国際電気委員会)は、両方の規格をカバーする新しい「ハザードベース(危険源に基づく)」の規格を作成したようです。

2.特徴
 この新規格はIEC60065IEC60950-1に該当する製品を対象としていますが、2基準の単純な結合ではなく、

全く新しい規格です。

即ち、構造の類似性はなく、既存の2規格からの置き換えはできません。


3.表題
  Audio/Video, Information Technology and Communication Technology Equipment - Safety -Requirements
4.範囲
 現在のIEC60950-1とIEC60065のスコープ製品である「情報処理機器、事務機器、コミュニケーション機器、民生用電子機器、オーディオ/ビデオ機器(プロ使用を含む)、音楽機器」が対象になります。
5.強制スケジュール
 IEC62368-1:2014 (第2版)は2014年2月に発行されました。そして、欧州 EN62368-1:2014も2015年6月20日に発行されています。
2019年6月20日にはEN60950-1、EN60065が廃止されるとなっている。
 EN 62368-1 発効日


6.IEC 62368-1の項目
(0)原則
(1)適用範囲
(2)引用規格
(3)用語、定義及び略語
(4)一般要求事項
(5)電気に起因する傷害
(6)電気が原因の火災
(7)化学的に生じた傷害 (例、電池を含む化学品)
(8)機械的に引き起こされる傷害 (例、可動部品、鋭い先端部、物理的安定性)
(9)熱的火傷 (例、皮膚火傷)
(10)放射線(例、電離、非電離、音響)
(11)附属書(部分)
- 範囲内の機器の例
B - 正常な動作状態、異常な動作状態、および単一故障状態をテスト
F - 機器のマーキング、指示や指導セーフガード
G - コンポーネント
M - バッテリや燃料電池
Q - 建物の配線との相互接続
V - アクセス可能な部品の測定



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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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