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リチウム電池の安全性試験はどのような規格があるか!

安全規格 ] 2017/02/10(金)

リチウムバッテリーの安全規格としてよく利用される規格は以下のようです。
・UN/ DOT38.3 : 危険物輸送に関する勧告
・IEC62133 : 充電式電池/バッテリーの安全
・UL2054 : 家庭用および商業用バッテリー

1.UN/DOT 38.3 の概要
 電池を輸送する場合、クラス9危険物としての陸上輸送として制限されない限り、電池はUN / DOT 38.3に合格したことを証明する必要があります。
 多くの国の出荷において危険物規制に見られるように、
 ・この規格は、全ての、リチウム金属、リチウムイオンセル、および電池の輸送安全性に関係します。
・試験項目は以下
  T1 - 高度シミュレーション(一次・二次セル、およびバッテリー)
  T2 - 熱試験(一次・二次セル、およびバッテリー)
  T3 - 振動(一次・二次セル、およびバッテリー)
  T4 - ショック(一次・二次セル、およびバッテリー)
  T5 - 外部短絡(一次・二次セル、及びバッテリー)
  T6 - 衝撃(一次および二次セル)
  T7 - 過充電(二次バッテリー)
  T8 - 強制放電(一次および二次セル)
 ・高度テストは最も簡単。一方で、振動試験は3軸のそれぞれで3時間の激しい長時間試験。
2.IEC 62133:2012 (JIS C8712:2015 参照)
 ・この規格は多くのIECの機器規格によって義務付けられており、国際標準規格(IEC)です。
 ・7つの試験がある。
  8.2.1 - 連続定電圧充電
  8.2.2 - 高温下での組電池容器の変形
  8.2.2A - 振動
  8.2.2B -温度サイクル
  8.3.1 - 外部短絡
  8.3.1 -自然落下
  8.3.1 -加熱
 ・JISCより閲覧可能

3.UL 2054
 ・
UL 2054の要件を満たすことを機器のUL規格で要求されている。
 ・UNまたはIECの要求事項の約2倍のテストを含む規格です。
   電気試験:7
   機械的試験:4
   バッテリエンクロージャテスト:4
   火災暴露試験:1
   環境試験:2
 ・単一故障及び最悪動作試験があり、電気的試験が最も厳しい。
 

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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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