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統合生産システム(IMS)の「支援的保護システム」の概要!

機械 ] 2017/03/12(日)

先日、日機連主催の機械安全セミナーで、統合生産システム(IMS)の「支援的保護システム」の講演がありました。
1.機械の不具合、又はメンテナンス等での事故が多い。

 近年、生産ライン、 生産ライン等、複数の機械を複合したシステム(IMS)において、正常動作時よりも、機械の不具合、又はメンテナンス等で、作業者が危険域内に存在している(危険点近接作業)場合に事故が発生している状況があるようです。
 この一因として、視認性の悪さや死角等により、作業者の存在確認ができないことによるものもあるようです。
 
2.人間による意図的な不安全行動に対する保護が必要
 この様な危険近点作業については、ISO 11161「統合生産システムの安全」規格には、有効な具体的な安全手段を提供していないとのことです。
そこで、統合生産システムの安全規格(ISO 11161)の保護装置とは異なる、人間による意図的な不安全行動による危険を保護するシステムが必要になっている様です。
  ⇒ 作業者の判断エラー、又は実行上のエラー(違反)の防止を行う必要がある。

3.機械の保護装置と支援的保護システムの違い

 ・保護装置 ⇒ 機械メーカが設計・製造段階で行うリスク低減方策で、ガード以外の安全防護物
 ・支援的保護システム ⇒ 現場で行う保護方策の内、従来から実施している人的リスク方策(教育、訓練、管理等)と併用して、人の注意力に依存しない安全対策

4.構成:ブロック図
 支援保護システムの構成図 
5.実証実験の概要
 ・仮想のシステムを構築(可搬式作業台自動洗浄ライン)
 ・作業者はUWBアクティブRFIDを付けて作業者確認、又作業場には監視カメラを設置して作業者位置監視、これらの情報をPCで管理して、機械装置の運転を制御するような実験のようです。
人装着RFIDタグ
監視カメラ 


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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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