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無線機能を含む電気電子製品はRED(無線機器指令)準拠が必須!

CEマーキング ] 2017/04/09(日)

2017年6月13日より、無線通信または無線での判断機能を含む受信機、及び製品は、無線機器指令(RED)の要求事項を満たさなければなりません。尚、無線通信端末指令(R&TTED)(1999/5 / EC)は、2016年6月13日に廃止されています。
1.適用
 ・「無線通信または電波での判断機能のために電波を意図的に放射または受信し、電波を利用する機器」として定義されている。
 ・2017年6月12日に撤回される「R&TTE指令の下で宣言した機器」も含まれます。
 ・無線機能を含む電気電子製品は、無線製品となり、従って、REDに準拠しなければならない。
即ち、製造者が無線機器を非無線製品に組み込む製品の場合、製品が動作している間は、組込み無線機器がREDに準拠しているかどうかを評価する必要がある。

  それは、無線機器がホスト製品に組込まれている場合、最終製品の製造業者は、その無線機器の使用に伴うリスクを評価する必要がある。この分析には、追加の試験が必要かどうかを判断するために、すでに無線製品で実施されている適合性評価の評価を含んで、組合わ製品での適合性を確認する必要がある。
 尚、この評価は、必ずしも無線機器の製造者が既に実施した適合性評価全部を繰り返す必要性はない。
 ・無線製品を組み込んだ後、メーカーは、すでに無線機器で実施されている以前のEMC指令の評価結果を再利用することを選択することができる。
 ・公開されているETSI EG 203 367ガイドは、EMC指令またはREDに基づく無線機器に関する整合規格に基づく、以前の評価の再利用に関する指針を提供している。
 *guide ETSI EG 203 367:Guide to the application of harmonised standards covering articles 3.1b and 3.2 of the Directive 2014/53/EU (RED) to multi-radio and combined radio and non-radio equipment
 ・製造者の技術文書には、成績書、結論、リスク評価分析、および必須要件の遵守に関連する技術資料が含まれていなければならない。
  この技術文書には、無線設備の設計、製造、運用(REDの附属書V参照)が含まれなければならない。この技術文書は、EU市場調査機関の審査を受ける時に必要であるので、製品を市場に出すまでに完成していなければならない。  
2.無線機器指令(RED)の必須要件への適合性評価の手順
(1)該当する整合規格がる場合
 その製品に関連する調和規格に基づいて機器を製造することを選択したメーカーは、適合性を宣言し、機器をEU加盟国の市場に置くことができる。
尚、各国特定の状況(例えば、公衆衛生、またはスペクトルの効率的かつ効果的な使用のための特定の認可制度の導入など)による使用条件が、一部の国で要求されるかもしれない。
(2)該当する整合規格がない場合
 整合規格の適合性を前提としていますが、絶対に必須ではありません。製造者は、自らの機器が指令の必須要件を満たしていることを実証するための技術ファイルを自由に作成することができます。尚、製造業者がこのルートを選択した場合、認定通知機関から型式審査を受ける必要があります。
 下図を参照
RED適用の決定 
*関連記事
 ・欧州、RED(無線機器指令)の概要!
 ・欧州、RED(無線機器指令)のTD(技術文書)の内容!
 ・欧州、RED - 無線機器指令のポイントは何か!
 ・EU、RED(無線機器指令)の整合規格リストを更新!20170412
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湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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