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中国・韓国・台湾のEMC規制の概要!

中国・香港・台湾、韓国 ] 2017/04/13(木)

中国・韓国・台湾でのEMC規制は以下のようです。
1.国際規格と各国の適用状況
・中国・韓国・台湾のEMC規制一覧
中国・韓国・台湾のEMC規制一覧
2.中国のCCC(China Compulsory Certification:中国強制認証)規制:
(1)概要
 ・中国のEMC規制は製品安全とセットで規制している。
 ・適用規格はGB(国家標準:Guojia Biaozhun)
 ・対象製品は国際通関コード(HSコード)で個別に指定されている
 ・強制製品認証実施規則には「規格適用、型式試験・認証手続き、認証後の監督、認証書・認証マークの維持管理まで規定されている。強制製品認証実施規則
(2)電気・電子関連の強制認証規則一覧
 製品分類と実施規則番号 
(3)CCC認証の流れ
 CCC認証の流れ 
 ①CCC申請
  ・申請宛先はCQC
  ・製品安全はGB差異を含むCB証明書、及びテストレポートを提出すれば、安全の評価は書類審査のみ
 ②型式試験
  ・試験所は原則CQCが中国内の試験所を指定
  ・安全試験が省略されても、EMC試験用に試験サンプルが必要
 ③CCC表示許可
  ・表示許可申請先はCQCマークセンター
  ・CCC表示は印刷・刻印、又は指定ラベル購入
 ④初回工場検査
  ・既に登録工場の場合は定期工場検査で代用
  ・登録工場でも、製品カテゴリが異なれば、初回工場検査扱い
  ・工場審査まで時間がかかる
 ⑤定期工場検査
  ・検査は原則年1回。指定代行機関による検査も可能
  ・継続的適合性確認のため、製品の一致制確認を実施
  ・EMCは管理試験データを要求

(4) CCCマーク
CCC EMC & Safety 
    安全           EMC        安全&EMC
 CCC 消防&無線
     消防           無線
*CNCAの強制認証の実施細則のあるURL 
 CNCA強制認証について 
 CNCA強制認証のURL
強制認証製品と基準表(一部) 
CQCの英語URL
CQC English URL 
3.韓国

(1)概要
 ▶電気電子製品全般の製品安全&EMC規制:「電気用品及び生活用品安全管理法」;産業通商資源部(MOTIE)が管轄
  ・運営:韓国技術標準院(KATS)に委託
 ▶情報通信機器のEMC規制:未来創造科学部(MSIP)の韓国放送通信委員会(KCC)が管轄
  ・EMC認証の実務は国立電波研究所(RRA)
 ▶EMC規制には欧州と同じく、イミュニティも規制されている。

(2)電気用品及び生活用品安全管理法
 ▶製品名別ごとに3つの適合性評価に分類
  ①安全認証品目:10分類39品目
   ・感電・火災等のリスクの大きい製品に適用:家庭用電気機器
   ・型式試験、及び工場検査が適用 
  ②安全確認品目:6分類63品目
   ・①に比べてリスクが小さい製品に適用:家庭用の映像・音響機器、情報・通信・事務機器、
   ・型式試験のみ、工場検査はない
  ③供給者適合性確認品目:5分類71品目
   ・①②に比べて更にリスクが小さい製品に適用:ビデオカメラ、電子時計、スキャナー等、
   ・適合性評価に関わる第三者機関の関与不要として製造者自身が適合性を保証する

(3)情報通信機器のEMC規制
 ▶製品区分ごとに3つの適合性評価に分類
  ①適合認証品目:「放送通信機材の適合性に関する告示」別表1

  ②適合登録品目:「放送通信機材の適合性に関する告示」別表2、3

  ③暫定認証品目:
   ・上記①、②以外の品目で、適用基準が存在せず、且つEMCのリスクが①②より小さいと判断される機器
   ・関連する規格への適合性評価を実施の上、限定的、暫定的に認証が与えられる。
(4)適合性区分別手続き
 製品が電気用品管理法、又は電波法の規制品か、両方の規制対象品かにより、適合性評価区分が異なる。
 両法令の規制品はKTC/KTL/KTRにて申請の一元化が可能。
 適合性区分 
 ①MOTIEが指定するラボ
 ②KTL/KTL/KTRと個別に覚書を締結した韓国外ラボ
 ③政府間MRA(相互承認協定)締結国(EU、US、CA)の韓国外ラボ
 ④IECEE CB制度のの登録CB試験所(EMC分野)
 ⑤ISO/IEC17025に認定ラボ 
(5)KCマークと電波法規制の識別番号
 ・下図のごとく、KCマーク+識別番号の表示になる。
 ・電気用品安全管理法の適用品は更に、安全識別番号の表示をする。
電波法適合識別番号
韓国技術標準庁 (KATS) 英語URL
KATS English URL
RRA 
 RRA English URL
4.台湾

(1)概要
 ▶台湾経済部(MOEA)が「商品検験法」及びその運用規則による安全・EMC規制を実施。
 ▶MOEAの標準検験局(BSMI)が試験所指定・認証まで責任と権限を与えられている。
 ▶実務は台北総局(第3局)、主要各県(6か所)分局が担当
 ▶適合性評価方式は3方式:①製品認証登録(RPC)、②自己適合宣言(DoC)、③型式認可
 ▶製品上にBSMIマークを表示して、市場販売が可能
(2)適用対象製品
 台湾固有の輸入通関コード(CCCコード)に従い、規定されている。
台湾BSMI適合手順
① RPC (商品験證登録制度)方式
 ・ほとんどの電子・電気機器が対象
 ・試験要求:EMI/安全/工場検査(製品によって異なる)
 ・認証・有効期限:3年
 ・対象機器の例:電子機器、消化機器、建造物、ガス器具、ベビー用品、
         電動式手動器具、防具等
② DoC方式 (適合性宣言) 
 ・25のITE機器のみ対象
 ・試験要求:EMI/安全(製品によって異なる)
 ・工場検査なし
 ・対象機器の例:コンピューター製品、メインボード、挿入カード、
         デジタルカメラ、デジタルスチールビデオカメラ等
③ TAB方式 (型式検査+バッチ(ロット)検査):少量生産向け
 ・ほとんどの電子・電気機器が対象
 ・試験要求:EMI/安全(製品によって異なる)
 ・認証・有効期限:3年
 ・工場検査はない。
 ・通関のたびに検査のため7~10日必要とされるため、
  EMI試験のみが要求される製品で、輸出台数が少ない場合に有効である
 ・対象機器の例:ガソリンタンク、たばこのライター等
④RPCとTAの両方に該当する多くの製品
 申請者がどちらの認証を取得するかを利用用途によって判断することができる
(3)BSMIマークと識別番号
 BSMIマークと識別番号
BSMI 英語URL
BSMI English URL
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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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