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通信ケーブルのポートを介したDC電力伝送の新安全規格(IEC 62368-3:2017)発行!

安全規格 ] 2018/05/12(土)

通信ケーブルとオーディオ/ビデオ、情報通信技術機器等ではUSBポートを介してDC電力を供給(伝送)しています。
このDC電力を供給機器、と受信する機器に関する安全規格です。
IEC 62368-3:2017 (Audio/video, information and communication technology equipment - Part 3: Safety aspects for DC power transfer through communication cables and ports)

1.概要
・IEC 62368-3:2017は、通信ケーブルまたはポートを介して動作電力を供給および受信する機器に適用されます。
電力供給機器(PSE:power sourcing equipment)から受電機器(PD:powered device)にDC電力を転送するように設計された回路の特定要求事項です。
・電力転送では、ES1またはES2の電圧、または非常に特殊な場合はES3の電圧レベルが使用されます。
・通信が行われなくても、機器間のDC電力転送を許可する業界標準で定義されたコネクタを備えたケーブルは、通信ケーブルとみなされます。
(例:ポータブルデバイスのバッテリを充電するためにUSBケーブルを使用することができます。)
・この国際規格は、IEC 62368-1:2014と併せて使用する。
IEC 62368-3適用機器 

2.適用機器の例
- ES1の電圧を使用した電力転送:USB、PoE、ISDN S0など
- ES2の電圧を使用した電力転送:呼び出し中のアナログ電話、ISDN Uなど
- ES3の電圧を使用した電力転送:通信サービスプロバイダーおよびユーティリティ通信回線(たとえば、ライン給電HDSLx、SHDSLx、VDSLx、G.fastなどのRFT回線)で使用される給電

3.項目
1スコープ
2参考文献
3用語、定義および略語
3.1用語と定義
3.2略語
4一般的な要件
5 ES1またはES2電圧を使用した電力伝送
5.1一般的な要件
5.2電気に起因する傷害、電源および安全対策
5.3電気に起因する火災、電源、安全装置
5.3.1建築配線へのDC電力転送相互接続
5.3.2他の装置へのDC電力転送相互接続
5.4 PSEの単一の障害状態から保護するためのセーフガード
5.4.1 PSEの要件
5.4.2 PDの要件
6 RFTによる電力転送
6.1一般的な要件
6.2 ICTネットワークへの接続
6.3電気的に引き起こされた傷害
6.3.1電気エネルギー源の分類と限界
6.3.2電気エネルギー源および安全装置へのアクセス可能性
6.3.3セーフガード
6.3.4インストール手順
6.4電気による火災
6.4.1 RFT電源の分類
6.4.2防火要件
附属書A(参考)遠隔給電
A.1概要
A.2操作上の考慮事項
A.3安全に関する考慮事項
A.4遠隔給電の原理
A.4.1 RFT-C回路
A.4.2 RFT-V回路
A.5安全性の側面
A.5.1定常状態の体電流
A.5.2体の抵抗
A.5.3充電容量
附属書B(参考)5.4の根拠
参考文献

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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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