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EMC、製品安全規格、CEマーキングの情報


CCC 認証と CQC 認証の違いは何か。

中国・香港・台湾、韓国 ] 2022/11/23(水)

1.CCC 認証と CQC 認証について
(1)「CCC認証」は中国における「強制性製品認証制度」で、この「CCC規制の対象製品」はかならずCCC認証が必要です。
 即ち、CCC認証を取得していない製品は「中国へ輸出することができません。」
(2)一方、 「CQC 認証」は中国質量認証中心(CQC)が実施する「任意性製品認証制度」ですので、CCC対象外の製品はこのCQC認証は必須ではありません。

2.自主的CQC認証の「利点」、及び「認証プロセス、事後認証」
(1)CQCマークされた製品は、中国の税関で拘禁される可能性は低いようです。 さらに、CQC商標は、中国市場での製品の競争力を高めるようです。
(2)CQC認証プロセス全体は、CCC認証プロセスと同様です。
 プロセスには次の手順が含まれます
 1. 出願書類および補足資料の提出
 2. 型式試験、CNCAが指定した試験所が製品サンプルを試験します
 3. 工場検査、CQCは生産施設を検査するために代表者を派遣します
 4. 成果評価
 5. CQC 証明書を承認する (または失敗して再テストする)
 6. 任意のCQCマーク認証を受ける
 7. National Certification and Accreditation Administration でマーキング ライセンスを申請する
 8. CQCによる年次フォローアップ工場検査
(3)事後認証
 認証の有効性を維持するために、CQC 認証と CQC マークの印刷許可は、その後の認証の一環として毎年更新する必要があります。その事後認証には、1 日工場検査が必要です。
以上
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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)総合電機メーカ等で、「EMC・安全規格」適合取得を経験し、各メーカ様のブローバル製品化を達成してきました。
(2)現在も、CEマーキング等の海外規格適合において、設計段階から、試験、文書作成、規格取得まで、サポートを行っています。

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