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EMC、安全規格、エネルギー効率等の情報


近接スイッチのIEC規格(IEC 60947-5-2)のEMC要求概要!

計測・制御・試験室用機器 ] 2016/02/25(木)

近接スイッチの製品規格はIEC60947です。又、欧州のLVD指令の整合規格EN60947-5-2:2007/A1:2012になっています。
EMC要求はこの規格の7.2.6節に記載されています。

1.イミュニティ試験値:7.2.6.2節
 IEC 60947-5-2 イミュニティ

 注)
  *a:電源周波数磁界に影響されやすいデバイスを内蔵する近接スィッチのみに適用。
  *b:・クラス2は共通結合の点、及び一般工業環境における工場内共通結合点に適用する。
    ・クラス3は工業環境における工場内共通結合点のみに適用する。
     このクラスは以下の項目に該当する場合にこのクラスを適用するべきである。
      -変換器を通じて負荷の大部分が給電される場合。
      -溶接機が存在する場合
      -たびたび大型電動機が起動される場合
      -負荷変化が急峻な場合
  *c:表記の比率は定格電圧に対する比率である。0%は0Vを意味する。
  *d: "/"は前が50Hz、後が60Hzでの試験を意味する。
  *e:試験値は将来の検討。
  *f:IEC60947-1とは異なっている。
  g:ACスィッチのみに適用。
2.エミッションの限度値:7.2.6.3節
 IEC 60947-5-2 エミッション
 環境A:CISPR11のクラスA機器に対応する。
 環境B:CISPR11のクラスB機器に対応する。

3.IEC 60497-5-2:2007(JIS C8201:2009)閲覧
  JIS C8201:2009は以下のURLから閲覧できます。
  ・JISC 日本工業標準調査会
 
08:51 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP


EU、計測・制御機器のEMC規格「EN61326-1:2013」強制!(2015年8月14日から)

計測・制御・試験室用機器 ] 2015/08/22(土)

欧州、計測・制御機器のEMC規格「EN61326-1:2013」が2015年8月14日から有効(強制)になりました。
EMC指令、及びLVD指令の整合規格の状況は以下のごとくです。
1.EMC規格(EN 61326-1)
  ・2015年8月15日から「EN 61326-1:2013」が有効(強制)
  尚、現行の2006年版は2015年8月14日に破棄
2.安全規格(EN 61010-1)
  ・2013年10月1日から「EN 61010-1:2010」第3版が有効(強制)
  ・このEN規格(IEC 61010-1、第3版)がJIS規格「JIS C 1010-1:2014」として発行
    (http://www.jisc.go.jp/で閲覧できます。)

*関連記事(リンク)
  ・欧州、計測・制御用機器のEMC規格「EN61326-1:2013」の概要
  ・計測,制御機器の安全規格「IEC 61010-1 第3版」の改訂内容
08:32 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP


計測・制御・研究室用機器の安全規格「IEC 61010-1:2010(第3版)」の改訂概要!

計測・制御・試験室用機器 ] 2015/07/10(金)

欧州ではIEC 61010-1:2010 第3版(計測,制御及び試験所用電気機器の安全規格)は2013年10月1日から強制になっています。
1.2版からの主な改訂内容
(1) 専門家と非専門家の製品を対象にできるよう、製品が使用される可能性がある全ての場所を含めるように適用範囲が拡大した。
(例:汚染度4、OVC III, OVC IV、Wet conditionなどが含まれた。)
 ・電気試験および測定機器
 ・電気産業用プロセス制御装置
 ・電気実験装置
(2)赤のプッシュボタンと表示板の要件。(5条)
(3)絶縁に関する要求事項が全面的に書き直された。(6条)
  (例:耐電圧試験の電圧が変更された。また固体絶縁、基板内層、モールドおよび薄膜絶縁に対する要求事項などが追加された。)
(4)機械ハザードに対する保護について要求が追加された。(7条)
  (例:圧力や隙間の制限など)
(5)機器の表面温度限度値が変更された。 (10条)
(6)意図して、発生する電離線、超音波に対する限度値が追加された 。(12条)
(7)予見できる誤使用や人間工学に関する要求が追加された 。(16条)
(8) 本規格でカバーされていない危険を考慮するため、新規に、リスクアセスメントを追加している。(17条)
2.規格(IEC 61010-1:2010)の項目
 このIEC 61010-1、第3版が「JIS C 1010-1:2014」として発行されています。
 (http://www.jisc.go.jp/で閲覧できます。)

IEC61010-1項目-1
IEC61010-1項目-2
IEC61010-1項目-3

*関連記事
 ・レーザ規格 IEC60825-1第3版の技術要件は何か。12.6項に関係する。
*参考動画
 ・Overview of 61010 1 3rd Edition(MET Lab)
05:29 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP


EU、計測・制御・ラボ用機器のEMC規格「EN61326-1:2013」の概要!

計測・制御・試験室用機器 ] 2015/07/02(木)

欧州、計測・制御・試験所用機器のEMC指令整合規格であるEN 61326-1は
以下のごとく、2015年8月14日からEN 61326-1:2013版に置き換えらました。
従い、今後はEN 61326-1:2013に適合し、適合宣言しなければなりません。
EN61326-1 強制日
以下の表はその要求内容の一覧です
1.エミッション要求
EN61326-1放射要求 
2.基本環境イミュニティ要求
EN61326-1基本環境イミュニティ要求
3.工業環境イミュニティ要求一覧
EN61326-1工業環境イミュニティ要求
4.管理された環境イミュニティ要求一覧
EN61326-1管理環境イミュニティ要求
上記内容はEN、またはIECの本規格で確認をください。

*関連記事
 ・欧州、計測・制御機器のEMC規格「EN61326-1:2013」強制!(2015年8月14日から)
13:57 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP


制御装置(PLC等)の安全規格「IEC61010-2-201:2013」発行!

計測・制御・試験室用機器 ] 2015/02/28(土)

計測装置、産業装置の制御装置として使用されているプログラマブルコントローラ(PLC)、分散制御システム(DCS)の構成要素、I/ Oデバイスの構成機器、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)などの産業用機械分野・制御装置の安全規格が2013年2月に発行されています。
1.欧州のLVD指令(低電圧)の整合規格
  既に2014年1月1日から整合規格(EN 61010-2-201:2013/AC:2013)になっており、2016年4月1日より、強制です。
  尚、JIS規格(JIS C1010-2-201)として発行されています。
2.米国、関連UL規格
  PLCはUL508が適用されていますが、国際規格に整合してUL61010-2-201が後継規格になります。
3.対象装置・機器
 以下のようです。
(1)次のような機器:
 ・プログラマブルコントローラ(PLCおよびPAC);
 ・ 分散型制御システムの構成要素(DCS);
 ・リモートI / Oの構成要素 - システム。
 ・ 産業用PC(コンピュータ)およびプログラミングおよびデバッグツール(PADTs)
 ・ヒューマンマシンインタフェース(HMI);
 ・制御装置および/またはそれらに関連する周辺機器の機能を実行する任意の製品、

(2)上記(1)の装置のコンポーネント機器は、次のとおりです。
 ・(補助)スタンドアロンの電源
 ・デジタル及びアナログのI / O、リモートI / Oなどの周辺機器
 ・産業用ネットワーク機器
4.特定の要求事項
 6条から13条に記載されています。
  a)感電や火傷(6条)
  b)機械的危険(7条、8条)
  c)制御機器からの延焼(9条)
  d)過度の温度(10条)
  e)流体および流体圧の影響(11条)。
  f)レーザ源を含む放射線、およびソニックと超音波圧力の影響(12条)
  g)ガス、爆発と爆縮(13条)
5.予見可能な誤使用、人間工学に基づいた要因から生じる危険に対する保護のための要件
  16条に規定されています。
6.その他の危険、環境に対するリスクアセスメント
  17条に規定されています。
7.IEC61010-2-201の項目
  以下の表を参照ください。
 IEC61010-2-201項目
 IEC61010-2-201項目-2
*関連JIS規格(JIS C1010-2-201)の閲覧先
  ・JISC、日本工業標準調査会
14:47 | トラックバック:0 | コメント:0 | 先頭 | TOP




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プロフィール

湘南次郎

Author:湘南次郎
(1)電気・電子機器メーカにて「電子機器」設計、及び「EMC・安全規格」適合取得に従事し、効率的な規格適合を支援してきました。
(2)国内(VCCI、PSE)、欧米(CE、UL)、アジア(CCC等)の規格適合に関して、アドバイスを行ってきました。

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